交通事故・むち打ち症治療

交通事故の症状

交通事故むち打ち症診療

交通事故での症状は2〜3日して精神的に落ち着くにつれて、痛みや吐き気、めまい、しびれなど、むち打ち症の様々な自覚症状が出てくる場合が多く見られます。
検査で骨には異常がないにもかかわらず、受傷後数週間、ひと月ふたつき経過しても首や肩が痛くて完全に回せなかったり、筋肉のこわばりや筋緊張性の頭痛症状がとれない、耳鳴りがある、肩が挙がらない、握力が回復しないなど出血性のひどい外傷でなくても、意外と不快な症状がとれない方が少なくありません。また、放置すると痛みや機能障害、2次的障害(肩こりや腰痛)へと発展することもあります。 そうならないためにも、早期のきちんとした治療と、症状が完治するまで、きちんと治療される事をおすすめします。

交通事故とむち打ち(むちうち)症

むち打ち症とは?

「むち打ち症」と言う傷病名はなく、正式には「頸椎捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」など呼ばれます。

主に、車での追突などの事故の際に、首がムチのようにしなることから生じる症状を総称して「むち打ち症」と呼ばれています。

交通事故で後方からの「追突」によるものが、むち打ち症の大部分を占めると言われています。

人間の首は前後方向の正常な可動範囲が約60℃とされていますが、その正常可動範囲以上の急激な過伸展(首が急激に後ろに倒れる)や過屈曲(首が急激に前に倒れる)により首の関節の靭帯や筋肉が傷ついて症状が発生します。

症状は頚椎の他にも筋肉や神経、血管などさまざまな損傷が考えられ、非常に軽いものから、後遺症を残すものまで様々です。

むち打ち症の治療

交通事故直後ではむち打ち症の症状が出ないことが多く、事故後1週間たってから発症するケースもあります。
事故後2週間前後までには、だいたいの症状が出尽くしますが、激しい運動を避け、頚部を安静に保つことを心がけましょう。

むち打ちには、頸椎捻挫型、神経根型、バレリュー症候群型、脊髄症型とさまざまなタイプがあり、それにより、治療の方針も変わってきます。まずは、医療機関などで精密検査を受け、自分の損傷部位がどこなのかを明確にしましょう。

むち打ちは治癒まで非常に時間のかかる症状です。受傷時の状況や衝撃の強さによっても異なりますが、少なくとも3ヶ月程度はかかります。

首や背中の痛みやこり、手のしびれ、倦怠感、頭痛、吐き気などが全て無くなり、その状態が安定して始めてむち打ち症が治癒したと考えられます。

交通事故治療は負担金0円

交通事故によるむち打ち症の場合、自賠責保険により治療費がまかなわれますので、患者様の窓口負担はありません。また、自賠責保険では病院に通院しながら接骨院で治療を受けることができます。当院でむち打ち症の治療を受け、回復度合いを検査してもらうため月1回程度病院を利用するといった方法も可能です。

交通事故に遭ったら