スポーツ外傷

スポーツ外傷

スポーツ外傷

スポーツ中の捻挫・打撲・肉離れ・骨折など一度に大きな力が加わり発生するケガをスポーツ外傷と言います。突発的に発生するため、予防は困難と言えるでしょう。 スポーツで生じた痛みは、軽傷だからといってそのまま放置せずに早めに治療を心がけましょう。 ケガの原因がはっきりしている場合は、初期段階の適切な治療により、早期の回復、再発防止にも繋がります。

捻挫

関節症の一種で関節内の損傷のことを言います。関節をつないでいる靭帯の一部が伸びたり切れたり損傷した状態で、関節の可動域を超える外部的な力によって起こります。 無理に動かすと悪化する可能性があるので、安静にして、氷水などで患部を冷やしてください。 程度にもより異なりますが、受傷直後はあまり腫れず夜やその翌日になって腫れることもあります。軽く考えて無理をしてしまう方が多いようですが、初期の処置が大変重要です。痛みが強い場合は検査をしましょう。

打撲

軽度の打撲であれば、冷却で1~2週間でおさまり、運動にも支障が無いものもありますが、関節付近など患部によっては関節を動かす度に痛みを伴う場合があります。

肉離れ

筋膜や筋線維が部分的に切れたり伸びた状態のことで主に腿やふくらはぎなどの筋肉(筋線維)に発生しやすい症状です。その多くは痛みを伴いますが、自覚症状が無いまま症状が進行している場合もあります。筋肉の急激な収縮時に起こりやすくアイシングが重要です。

スポーツ障害

スポーツ中の長期的な繰り返しの動作や過度な練習によって体の一部分に負担がかかり、痛みを主とした慢性症状が起こる障害です。 別名「使い過ぎ障害」とも言われ、スポーツ時における体の使い過ぎが原因で、成長期の子供にもよく見られる野球肘やテニス肘、リトルリーガーズショルダー、疲労骨折などが代表として挙げられます。 スポーツ外傷とは異なり筋肉のバランスや使用する道具などから原因がわかる場合が多いので、ある程度の予防やケガをしにくい身体づくりのアドバイスが出来ます。